タミヤBBXを所有していて度々驚かされるのが、その純正タイヤの評判の高さです。「BBXのタイヤを別のシャーシに流用する」というオーナーが少なくないほどで、単なる付属パーツの域を超えた完成度があります。今回はBBXのタイヤとダンパーがなぜここまで評価されているのか、実体験を交えて深掘りします。
BBX純正タイヤが人気な理由
BBX純正タイヤはグリップ力とクッション性のバランスが良く、オフロード走行時の接地感が安定しています。実際に筆者も、手持ちの他のオフロードシャーシの多くにBBXのタイヤを使うようになりました。Amazonでもタイヤ単体で販売されているため、「BBX本体は持っていないがタイヤだけ欲しい」という需要にも応えられる状態になっています。
純正ダンパーのグレードで考える
タミヤのダンパーには大きく分けて、多くのキットに標準装備される「CVAダンパー(プラ製)」、精度と耐久性が向上する「アルミダンパー」、競技向けの「TRFシリーズ」という3段階のグレードがあります。CVAダンパーはシリンダーがプラ製のため、大きな入力がかかると変形して底付きしやすいのが弱点です。BBXの純正ダンパーはアルミ製のオイルダンパー(エア抜き機構付き)で、最初からこのグレードの恩恵を受けられるのは大きなアドバンテージです。他のシャーシで純正CVAダンパーからアルミダンパーへグレードアップする際の費用(車種にもよりますが1本あたり2,500〜4,800円程度)を考えると、BBXは最初からこのグレードが組み込まれている分お得だと感じます。
ダンパーオイルの番手による調整も可能
BBXのアルミダンパーはエア抜き機構が付いているため、ダンパーオイルの番手(硬さ)を変えてセッティングを詰めることもできます。シリコンダンパーオイルはソフト(200〜400番)・ミディアム(500〜700番)・ハード(800〜1000番)の3段階に分かれており、路面状況や好みの操作感に応じて選ぶことができます。まずは純正装着オイルのまま走らせてみて、物足りなさを感じたら番手を変えてみる、という進め方が初心者にはおすすめです。
他のシャーシと組み合わせる際の注意点
BBXのタイヤを他のシャーシに流用する場合、ホイールの径やオフセットが合うかを事前に確認することが大切です。見た目が近いタイヤでも、シャーシによってはホイールハブの規格が異なる場合があります。購入前に自分のシャーシの対応サイズを確認しておくと失敗が少なくなります。ダンパーについても同様で、取り付け長やアッパー・ロアの取り付け穴のピッチがシャーシごとに異なるため、単純な流用ができない場合がある点は注意が必要です。
組み立て時のもう一つのポイント:ボールデフ
BBXは純正でボールデフ仕様のため、組み立て時にコツが必要です。ボールデフの組み方に慣れていない方は、事前にYouTube等で組み立て手順を確認しておくと安心です。またロープロファイルサーボ仕様の可能性がある点も、購入前にサーボサイズを確認しておくとよいでしょう。デフの効きに違和感がある場合は、まずボール・リング・プレッシャープレートの組み付けトルクを見直すのが基本的な対処法です。
まとめ
BBXの魅力は車体そのものだけでなく、タイヤやダンパーといったパーツ単体の完成度の高さにもあります。他のオフロードシャーシを持っている方でも、BBXのタイヤを試してみる価値は十分にあると感じています。
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実際にBBXタイヤを使ってみた印象(補足)
筆者が所有していた別のオフロードシャーシにBBXのタイヤを装着してみたところ、特に乾いた土の路面での食いつきの良さが印象的でした。ブロックパターンが細かめで、砂利や小石が浮いた路面でも空転しにくく、安定してトラクションがかかる感覚があります。純正タイヤのままだと物足りなさを感じていたシャーシほど、交換した際の違いを体感しやすいはずです。

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