大径タイヤと高い車高で車を踏みつぶすようなド迫力の走りが楽しめるモンスタートラック。ジャンプ・クラッシュ・悪路走破と、スピードよりも「見た目のインパクトと豪快さ」を楽しむジャンルです。本記事では選び方の基準とおすすめモデルを紹介します。
モンスタートラックの選び方
タイヤサイズとグランドクリアランス
モンスタートラックの醍醐味は大径タイヤによる高い車高です。段差・障害物・他の車体まで踏み越えられるのはこのジャンルならでは。タイヤ径が大きいほど「潰す」パフォーマンス性が上がりますが、重心が高くなる分コーナリングの安定性は下がるトレードオフがあります。
4WDとサスペンションストローク
フルタイム4WDが基本で、ジャンプ着地の衝撃を受け止めるロングストロークサスペンションが重要です。オイルダンパーの減衰力が強いモデルほど着地が安定し、連続ジャンプでも姿勢を崩しにくくなります。
スケールと駆動方式
1/10スケールが主流で、ブラシ付きモーターのRTR(組立済み完成品)から始めるのが定番。物足りなくなったらブラシレス化でパワーアップするステップアップが人気です。
おすすめモンスタートラック
① Traxxas Stampede 4×4
モンスタートラック入門の定番。頑丈なシャーシと扱いやすいサイズ感で、公園でのジャンプ走行から本格的なオフロード走破まで幅広く楽しめます。パーツ供給も豊富で長く付き合える1台です。
② ARRMA Granite 4×4 V3
耐久性に定評のあるARRMA製。頑丈な設計で多少手荒に扱っても壊れにくく、初めてのモンスタートラックとして安心感があります。防水仕様で雨上がりの走行にも対応します。
③ タミヤ ビッグフット(クラシックシリーズ)
モンスタートラックの元祖ともいえる伝説的モデル。オープンタイヤに丸みを帯びたボディという往年のデザインが根強い人気で、レストア・カスタムのベースとしても定番です。
④ Traxxas E-Revo 2.0
モンスタートラックの中でも最上位クラス。ブラシレスモーター標準搭載で圧倒的なパワーとスピードを両立し、大ジャンプにも耐える剛性の高いシャーシが特長です。
⑤ HPI Racing Savage XL Flux
大排気量ガソリンエンジン車譲りの重厚なシャーシ設計をブラシレス化したモデル。大型ボディと圧倒的なトルクで、他のモンスタートラックとは一線を画す存在感があります。
走らせる場所と注意点
大径タイヤの迫力を活かすなら、芝生・砂利・砂地などの不整地が最適です。段差や小さな障害物を用意すれば、モンスタートラックらしいジャンプ&クラッシュを安全に楽しめます。ただし住宅街の道路や他人の敷地内での走行は避け、公園など走行が許可された場所を選びましょう。着地の衝撃でサスペンションアームやドライブシャフトが破損しやすいため、走行前にネジの緩みやアーム周りのガタつきを毎回チェックする習慣をつけると長く楽しめます。
ブラシレス化というステップアップ
ブラシ付きモデルで物足りなくなったら、ブラシレスモーター+対応ESCへの換装が定番のステップアップです。モンスタートラックは車重があるため、ある程度トルクのあるモーター(1900〜3000KV程度)を選ぶとバランスが良く、ジャンプ後の再加速もスムーズになります。リポバッテリーへの変更とセットで行うのが一般的です。
初心者が最初に揃えるべきもの
本体以外に必要なのは、①送信機とセットのプロポ(多くのRTRに付属)②スペアタイヤ・ボディ(クラッシュ時の予備)③リポバッテリーと充電器の3点です。モンスタートラックはジャンプ・クラッシュが前提のジャンルなので、最初からスペアパーツを1〜2セット確保しておくと走行を止めずに楽しみ続けられます。
他ジャンルとの違い
同じオフロード系でも、バギーは軽量ボディで速さとコーナリングを追求するのに対し、モンスタートラックは車高とタイヤの大きさで「踏破力」と「見た目のインパクト」を追求します。速さを競うより、障害物や他の車をジャンプで踏み越える豪快な走りを楽しむのがこのジャンルの本質です。クローラーのようなじっくり系とも違い、テンポの良いジャンプ&クラッシュのリズムが持ち味です。
まとめ
モンスタートラックは速さより「豪快さ」を楽しむジャンルです。入門にはTraxxas StampedeやARRMA Granite、クラシックな見た目が好みならタミヤ ビッグフット、パワーを求めるならTraxxas E-Revo 2.0やHPI Savage XLがおすすめです。走らせる場所と着地の衝撃対策さえ押さえれば、他のジャンルにはない豪快な楽しみ方ができます。

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