ラジコンカーの外観を決めるボディ(ポリカーボネート製シェル)は、走行性能だけでなく見た目の楽しみも大きく左右します。市販の塗装済みボディを使うのもいいですが、自分で塗装してオリジナルカラーのラジコンを作るのもラジコンの醍醐味のひとつです。この記事では、ボディ選びから塗装方法まで初心者向けに解説します。
ラジコンボディの素材と種類
ポリカーボネート製ボディ(PC)
ラジコン用ボディの主流はポリカーボネート(ポリカ・PC)製です。軽量で衝撃に強く、クラッシュしても割れにくい特性があります。薄く柔軟性があるため、多少の衝撃ならへこんでも元に戻ります。塗装は内側から行う「裏塗り」が基本で、透明な素材の裏面にスプレーを吹きつけます。
市販のポリカボディはクリア(未塗装)状態で販売されており、自分で塗装して仕上げます。タミヤやヨコモなど各メーカーから実車をモデルにしたボディが豊富にラインナップされています。
ABS樹脂製ボディ
一部のラジコンには硬いABS樹脂製のボディが採用されています。リアルな造形が特徴ですが、クラッシュ時に割れやすい弱点があります。塗装は表面に直接吹き付ける「表塗り」が基本です。スケールモデルやクローラーに多く見られます。
ボディ塗装に必要な道具と準備
必要な道具一覧
ポリカーボネートボディの塗装には専用の道具が必要です。まず「ポリカーボネート用スプレー塗料」は必須です。通常のラッカースプレーはポリカに密着しないため、必ずポリカ対応品を使用してください。タミヤのPS(ポリカーボネートスプレー)シリーズが入門者に使いやすくおすすめです。
その他に必要なもの:マスキングテープ(塗り分けに使用)、ハサミ・カッター(ボディのカット用)、リーマーまたはドリル(ボディポスト穴の調整用)、クリアコートスプレー(仕上げ保護用)。
塗装前の下準備
新品のポリカボディには離型剤が付いていることがあります。塗装前にボディの裏面をIPA(イソプロピルアルコール)や中性洗剤で軽く拭き取っておくと塗料の密着が良くなります。ボディのカットは先に行っておき、余分なバリをハサミできれいに仕上げておきましょう。
ポリカボディの塗装手順
基本の裏塗り手順
ポリカボディの塗装はボディの「内側」から行います。まず、窓枠など塗りたくない部分をマスキングテープで保護します。次にメインカラーをスプレーで内側から均一に吹き付けます。一度に厚く塗ろうとせず、薄く2〜3回重ね塗りするのがコツです。完全乾燥後、白(ホワイト)をバックカラーとして全面に吹き付けると発色が良くなります。
カラーリングのデザインを凝りたい場合は、マスキングテープで区分けして複数色を塗り重ねます。グラデーションや迷彩柄なども挑戦できます。ただし最初は1〜2色のシンプルなデザインから始めるのがおすすめです。
ボディ選びと塗装パターン比較
| ボディタイプ | 特徴 | 難易度 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 塗装済み完成品 | そのまま使える | ★(なし) | 初心者◎ |
| 単色塗装 | 1色でシンプル | ★★ | 初心者〜◎ |
| 2色塗り分け | マスキング必要 | ★★★ | 中級者向け |
| グラデーション | エアブラシ推奨 | ★★★★ | 上級者向け |
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自分で塗装したボディで走るラジコンは格別の愛着があります。最初は失敗しても大丈夫。ポリカボディは比較的安価なので、何度でも挑戦できます。塗装の腕を磨きながら、世界にひとつだけのオリジナルラジコンを完成させましょう。
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